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譲られなかった者たちの原作結末ネタバレ!犯人はカンちゃん?

譲られなかった者たちへ本 原作ネタバレ結末の犯人は利根?カンちゃんは誰?
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今回は、譲られなかった者たちへ原作ネタバレ結末!犯人は利根?カンちゃん?カンちゃんは誰なのかについて記事を書いていきたいと思います。

「譲られなかった者たちへ」は、2020年に佐藤健さんや阿部寛さん、清原果耶さんなどの豪華キャストが出演し映画化が決まっている注目の小説です。

映画「譲られなかった者たちへ」が公開される前に原作本のネタバレを知りたいという方のために最終回の原作ネタバレや結末を紹介していきます。

中山七里さんの作品は必ずどんでん返しがくるので犯人が予想と外れることも多いはず…。

犯人は誰なのか?本当に利根なのかそれともカンちゃんなのか。

そもそも、カンちゃんって誰?と原作を途中まで読んでいる方が特に気になるのではないでしょうか。

これから読む方も、読まずに映画を見る方にもせひ読んでください♪

原作結末ネタバレになりますが、こちらを読んでも原作本を楽しめるのが中山七里さんの作品の魅力だと思います。

佐藤健さんが演じる利根にも注目です!

ロケ地などは別の記事で書いていますので宜しければそちらも読んでください^^

 

譲られなかった者たちへの原作を紹介!

今注目の「譲られなかった者たちへ」!

原作を読みましたか?これから読むという方や映画を観るまでは読まない!という方もいると思います。

「譲られなかった者たちへ」は、2020年に佐藤健さんや阿部寛さん、清原果耶さんなどの豪華キャストが出演し映画化が決まっている小説です。

まず、原作本(小説) の「譲られなかった者たちへ」についての紹介をさせていただきます!

基本情報
  • 作品名:護られなかった者たちへ
  • 著者:中山七里
  • 発売日 :2018年01月25日
  • 価格 定価:1,760円(本体1,600円)
  • 判型: 四六判
  • ページ数 :384ページ
  • 商品コード :0005694
  • Cコード :C0093(日本文学 小説・物語)
  • ISBN :978-4-14-005694-3

簡単なあらすじはこの後紹介します!

 

譲られなかった者たちへの原作のあらすじは?

物語は、宮城県仙台市の保健福祉事務所課長の三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見されたところからはじまります。

担当刑事の笘篠誠一郎(とましのせいいちろう)は、犯人の手がかりを一切つかめず、犯行の動機を考えるのですが、三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由がありませんでした。

また、金銭や物目的の犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げてしまいます。

三雲の死体発見が発見される数日前、一人の模範囚が出所していました。

その男は、過去に起きたとある出来事の関係者を追ってました。

男の目的は何なのでしょうか? なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?

誰が被害者で、誰が加害者なのか真相は深まるばかり…。

怒りや哀しみ、憤り、葛藤、正義……

この国の制度に翻弄される当事者たちの感情がぶつかり合い、読者の胸を打ちます!

第三の被害者は誰なのか?

殺害された彼らの接点とは?

本当に“護られるべき者”とは誰なのか…?

あらすじを見ただけでも気になりますよね!

この後ラストのネタバレもあるので知りたくない方や先に読みたい!という方は先に本を読んでくださいね^^

 

譲られなかった者たちへの原作著者「中山七里」とは?

中山七里は”どんでん返しの帝王”と称される作家さんです!

読み方はナカヤマシチリで、書かれる内容としては推理小説が主です。

1961年に生まれ、出身は岐阜県です。

2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、斬新な視点と華麗などんでん返しで多くの読者を獲得しています!

他の著書は以下の通りです!

  • 『総理にされた男』
  • 『贖罪の奏鳴曲』
  • 『テミスの剣』
  • 『ヒポクラテスの誓い』
  • 『ネメシスの使者』
  • 『ワルツを踊ろう』
  • 『逃亡刑事』

作風は作品によって色々違い、音楽ミステリー、悪趣味なB級サスペンス、法廷ミステリ、コージー・ミステリ、社会派ミステリなど多彩な作品を書き上げられています。

終盤で怒濤のどんでん返しを畳みかける作品が多いいです!

映画などにしたら盛り上がりそうですね。

また、音楽ミステリーではもちろんのこと、それ以外の作品でも、何かしらの形で音楽が物語の中で重要な位置を占める場合が多いので読むときに注目してみてください!

※ここから、譲られなかった者たちへ本 原作ネタバレになります!

 

譲られなかった者たちへの 原作結末ネタバレ!

ここからどんどんネタバレしていきます。

やはりこの作品にもどんでん返しがあるのでこのネタバレも最後まで読んでみてください。

途中で犯人を予想するのも楽しいかもしれません。

 

【原作ネタバレ】第一の事件

第一の事件は福祉保健事務所の課長・三雲忠勝がガムテープで拘束されていて、口も同様にガムテープでふさがれている状態で発見されました。

発見されたときにはもう亡くなっていて死因は餓死です。

被害者の状況は助けを呼ぶこともできず、ただ迫りくる死を待つことしかできません。

考えてみれば、この殺害方法はあまりにも残忍で犯人はよほど強い憎悪を三雲に対して抱いていたものと考えました。

ところが、三雲は超がつくほどの善人であったことが判明!

妻の三雲尚美も、部下の円山菅生も、口を揃えて同じ証言をします。

「三雲が誰かから恨まれるはずはない」

犯人の手掛かりは全くつかめません。

 

【原作ネタバレ】第二の事件

悲しいことに二人目の被害者が出てしまします。

被害者は県議会議員の城之内猛留で三雲と同じように遺体はガムテープで固定され人目のつかない所に放置されていました。

死因は餓死で手口から同一犯であることが考えられます。

しかし、類似点は殺害方法だけではありません。

被害者の城之内議員も、清廉潔白な議員として信望の厚い人物でスキャンダルなどは一切なく、公私ともに真面目で堅物な性格の方でした。

つまり、城之内も誰かから恨まれるはずのない人物だったということです。

 

【原作ネタバレ】容疑者は誰?

容疑者としてあがってきたのは利根勝久という男です。

物語中では三雲と城之内の事件の間に刑務所を仮出所した利根勝久のモノローグがありました。

内容としては以下の通りです!

既に一人目(三雲)は憎悪の犠牲となって飢餓と脱水症状の中で死んだ。

こいつ(城之内)が二人目だ。

この男の行状を考えれば、三雲忠勝よりも悲惨な死がふさわしい。

・・・・・

とにかく彼の行動を探らなければ、と思った。

そのために模範囚になってまで刑期を短縮させたのだ。

自分自身の社会復帰など、所詮二の次三の次に過ぎなかった。

本当に利根が犯人なのでしょうか?読者からしたら利根は怪しすぎますよね。

しかし、ある意味期待を裏切って物語は利根が犯人の方向で進んでいきます。

また、三雲忠勝と城之内猛留、二人の被害者には共通点がありました。

二人は八年前、塩釜福祉保健事務所で働いていていて上司と部下という関係でした。

そして利根が刑務所に入っていたのは、三雲と城之内を殴り、塩釜福祉保健事務所に火をつ付けたのが原因でした。

ここで物語がつながっていきます。

放火は罪が重く判決は懲役十年でしたが利根は模範囚だったので八年で仮釈放になりました。

ここまでの状況とした利根は三雲と城之内に恨みがあり、三雲が犯人に拉致されたのは、利根が出所した直後のことです。

ここまで条件がそろってしまった以上、もはや利根が犯人で確定しています。

 

【原作ネタバレ】利根の過去は?

これは利根が刑務所に入る前の出来事です。

利根には血のつながらない家族がいました。

それは独居老人の遠島けいと近所の中学生のカンちゃんです。

出会いはヤクザにリンチされそうになっていた利根を、けいが助けたというものでした。

けい自身はは年齢を感じさせないシャンとした老人で、前科のある利根にも分け隔てなく接します。

利根はけいから怪我の手当てを受けたり、温かい食事などもごちそうになりました。

両親から捨てられた過去を持つ利根にとって、それは初めて「家族の温かさ」を実感した瞬間でもありました。

それがきっかけで、利根とけいは家に出入りする仲になります。

中学生のカンちゃんと遊んで、けいと食卓を囲む日常が利根の失うことのできない日常になりました。

 

【原作ネタバレ】悲しい現実とは?

そんな日常は長くは続きませんでした…。

けいの貯金が底をついてしまいます。

けいは、天涯孤独で年金も受給していないので貯金を切り崩す生活をしていました。

しかし、けいの性格だとこんな時でも人を頼ろうとしません。

お金がないので満足に食べることのできなくなったけいはみるみるうちにやせ細り、活力に満ちていた顔も栄養失調により紫色になっていきます。

そんなけいをみかねた利根は「生活保護を受けろ」と声を大にして訴えかけます。

恥ずかしい、申し訳ない、と乗り気ではないけいに、利根は語気を荒げて言いました。

利根の熱い説得に負け、けいはようやく福祉保健事務所に出向きます。

しかしけいの覚悟とは裏腹に窓口で断られてしまします。

そんなはずはない!と思った利根は今度は一緒に福祉保険事務所に訪れます。

しかし、結果はかわらず窓口の三雲忠勝に大阪にいる弟に頼れと言い張り申請を受けようとしません。

けいの弟が二十年前から音信不通になっていることも、けいが最低限の飲み食いすらできていないことも、窓口の三雲忠勝はすべて知っているはずなのにです。

国が生活保護の予算を削減した影響で、福祉保健事務所は言いがかりをつけ生活保護受給者を増やしません。

 

【原作ネタバレ】最初の餓死

そうして、遠島けいは生活保護を受けられず餓死で亡くなってしまいます。

けいの胃からは、ひもじさからかティッシュペーパーが山ほど出てきた、と利根は警察官から聞かされました。

利根は唯一の家族を失ってしまいます。

当然利根の怒りはは塩釜福祉保健事務所の担当者に向きました。

怒りの他先は「窓口だった三雲」「課長だった城之内」に向きます。

しかし、利根には彼らを罪に問うことはできません。

利根は怒りのままに福祉保健事務所に乗り込み、三雲と城之内を殴り建物に火を放ちます。

これが、利根勝久が八年も刑務所で過ごすことになった経緯です。

利根の復讐はもちろん認められるものではありません。

しかし共感できないものでもありません。

捜査の中で刑事の笘篠は福祉保健事務所が不条理な理由で支援が必要な申請者を切り捨てている事実を知ります。

三雲は周囲の人物評とは裏腹に、切り捨てられた人々は「血も涙もない冷血漢」だと罵っていました。

 

【原作ネタバレ】3人目の被害者?

利根の復讐の対象者はもう一人いました。

それは当時、塩釜福祉保健事務所の所長だった上崎岳大です。

フィリピン旅行から帰国する上崎を、利根は仙台空港で待ち構えます。

それに気が付いている警察も私服で空港に紛れこんでいますが利根は警察の存在に気が付いています。

しかし200人も私服警官がいて利根が見つかりません。

それもそのはず利根は女装して空港に忍び込んでいました。

しかし笘篠だけは騙されません。

見事と利根勝久を逮捕します。

利根は確保されても最後まで抵抗をやめませんでした。

「俺が三雲や城之内を殺したっていうブツでもあるのか?令状はあるのか?そうじゃなきゃ違法捜査みたいなもんだ!俺を今すぐ解放しろ!俺は上崎が帰国するまで、空港に張ってなきゃいけないんだ!」と利根は言い張ります。

 

【原作ネタバレ】真実は?

署に戻った笘篠は、すぐに利根の取り調べにかかります。

しかし、利根は「俺はやっていない」と言い張ります。

ただ確定的な証拠はありません。

笘篠は、利根と話す間にだんだんと違和感を感じました。

実は、利根はが空港に忍び込んだ理由は、上崎を守るためだったのです。

利根が、上崎を殺すと想像していたので真逆の結果に…。

利根は、この事件の真相にすでに気付いていたのです!

そんな矢先、署に連絡が入ります。

その内容は、「上崎が姿を消した」というものでした…。

 

【原作ネタバレ】衝撃の結末は?

利根は犯人ではありませんでした。

では真犯人は誰なのでしょうか?もうお気づきの方もいますでしょうか?

そうです、カンちゃんが真犯人です。

カンちゃんは利根の弟のような存在でけいにとっては息子のような存在です。

そしてカンちゃんが上崎を拉致した場所は、今や無人になった遠島けいの家でした。

利根が現場に駆け付けたときには縛り上げた上崎に刃物を突きつけていました。

まさに一触即発の状況です。

そんなカンちゃんに利根は呼びかけます。

しかし聞く耳を見たないカンちゃんに利根はけいの遺書の存在を伝えます。

その遺書には「いい子でいなさい、人に迷惑をかけないように」と書かれていました。

けいの遺言にはカンちゃんの従わざるを得ません。

カンちゃんは上崎を解放し自ら自首しました。

 

譲られなかった者たちへ原作ネタバレ・カンちゃんが犯人?

まず、カンちゃんとは誰だったのでしょうか?

これが最後のどんでん返しです。

「カンちゃん」という名前は本名を隠すための伏線でした。

ではカンちゃんは誰なのか?

カンちゃんの正体は「円山菅生」です。

誰か覚えていますか?円山は「三雲課長が誰かの恨みを買うはずがない」と証言していた福祉保健事務所の人間です。

円山の動機は、けいが死んだことではありませんでした。

生活保護の受付をしていた円山は生活保護が必要と感じた人々を三雲に申請しますがやはり予算不足を名目に断り続けていました。

申請者の顔も見ず判断する三雲達の現状が犯行の動機でした。

しかし、円山が本気で社会保障システムの犠牲者をなくそうとしていたのも事実です。

円山の仕事に対する熱意と社会保障システムの悪循環の相互が悲しい事件を起こしてしまったわけです。

円山が逮捕され物語は終結しますが、円山が逮捕前にSNSに投稿された文章は広く拡散されました。

内容としては社会保障システムの現状と昔かたぎで遠慮や自立が美徳だと教え込まれた人達への訴えかけでした。

二度とけいの様な人を出さないため護られなかった人たちへこのようなメッセージを残しました。

「どうか声をあげてください。

恥を忍んでおらず、肉親に、近隣に、可能な環境であればネットに向かって辛さを吐き出してください。

あなたは決して一人ぼっちではありません。

もう一度、いや何度でも勇気を持って声をあげてください。

不埒な物が上げる声よりも、もっと大きく、もっと図太く。」

この投稿がタイトルの「護られなかった者たちへ」の由来です。

ということで、犯人はカンちゃんで「円山菅生」でした!

 

まとめ

今回は譲られなかったへ者たち本 原作ネタバレ結末の犯人は利根?カンちゃんは誰?ということで書いてきました!

どうでしたか?やはりどんでん返しがありましたね!

まさか利根が犯人じゃないとは!

カンちゃんの正体も驚きでしたね!

結末のネタバレを知っちゃうとすぐに映画を見たくなりますね!

もう一度言いますが映画は佐藤健や阿部寛、清原果耶などの豪華キャストで演じられます。

是非本でも読んでみてください!

映画が楽しみです!

お読みいただきありがとうございました。

ロケ地や佐藤健さんのことなど別の記事で書いていますのでよろしければそちらも読んでください^^