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miu8話ネタバレあらすじ!ガマさんが犯人?

miu8話のネタバレあらすじ!
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今回はmiu8話のネタバレあらすじ!伊吹が刑事を目指したきっかけはガマさん?ガマさんが犯人?についてご紹介します。

7話ではトランクルームに違法に住み、10年間執行猶予を待つ犯人の悲しい物語が描かれていましたね。

MIU404(miu)の8話では、とうとう伊吹の過去について描かれます!

伊吹が刑事を目指すきっかけとなったガマさんこと蒲郡元刑事が、事件のキーマンとして出てくるとのこと。

ガマさんは第5話で外国人留学生がテーマとなった回でも、捜査に協力するなどの活躍がありましたね。

そんなガマさんと伊吹の出会いはいつで、どんなものだったんでしょうか?

そこからなぜ伊吹は刑事になったのでしょうか?

MIU404(miu)8話のネタバレあらすじと伊吹が刑事を目指したきっかけはガマさん?ガマさんが犯人?を見ていきましょう!

 

miu4048話あらすじネタバレ!

8話のサブタイトルは「君の笑顔」です!

男性の変死体が山中で発見され、現場へ急ぐ志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)。

遺体の状況を確認すると、特徴的な傷とダイイングメッセージと思しき文字が…!

未解決のままになっている連続猟奇殺人との共通点があったことから、事件は捜査一課の管轄に。

志摩と伊吹が捜査会議に参加すると、志摩を目の敵にする一課の刑事・刈谷(酒向芳)に遭遇、そのまま手伝いに駆り出されることに…。

その刈谷と同行し、伊吹と志摩も不自然死究明研究所、通称「UDIラボ」へ行ったところ、出会ったのは臨床検査技師の坂本(飯尾和樹)。

その後、伊吹は、被害男性に複数の前科があったこと、その最初の事件の担当刑事が恩師である蒲郡(小日向文世)だったことを、事件の捜査資料を盗み見て知る。

蒲郡から得た情報を頼りに、志摩と伊吹は犯人を追う!

一方、桔梗宅に盗聴器が仕掛けられていたことが公になり…。

 

桔梗家に盗聴器?狙われたハムちゃん

桔梗の家では現場検証が行われていた。

給湯器のスイッチから盗聴器が発見された件である。

桔梗の家には、桔梗と桔梗の子ども・ゆたか以外に、もう1人住人がいる。

それはハムちゃんこと羽野麦。

羽野麦は、闇カジノ事件で警察に情報を流したことから裏社会の重鎮・エトリに狙われており、身の安全が保証されるまで桔梗が家でかくまっていたのだ。

盗聴器が仕掛けられたとすれば、ターゲットはハムちゃんこと羽野麦しかいない…ということで、安全な場所が見つかるまで、ハムちゃんと豊はしばらく別のマンションに身をひそめることとなった。

 

落ち込む志摩のもとへ入電

自分が立ち会っておきながら、伊吹からの電話で一瞬目を離した隙に行われたと気づき、自分を責める志摩。

一方、伊吹も、自分が掛けた電話で志摩が目を離すことになったのだから、同罪だと諭すが志摩の表情は浮かない。

そんな中、遺体が山中から見つかったという入電が。

 

連続殺人事件

現場に急行してみると、胸を滅多刺しにされ、親指と小指以外の指を切断された遺体があった。

遺体はぐるぐる巻きにされ、ケモノを意味する中国語の札がついている、胸にはロザリオ。

伊吹と志摩が初動捜査をしていると、現場に捜査一課が到着し、機捜にマウンティングを始める。

見ると、マウンティングを始めたのは、以前志摩を相棒殺し呼ばわりしていた刈谷だった。

遺体の特徴が20年前と15年前に起きた猟奇事件と酷似しているため、連続殺人事件の疑惑が浮上する。

 

UDIラボの検死結果

捜査一課の刈谷は、過去の因縁からどうやら志摩が相当気に食わないようで、わざわざ2人に当て付けがましく絡みにくる。

捜査会議の後も、UDIラボに検死結果を確認しに行くためだけに、メロンパン号をアシとして指名してくるなど、相当目の敵にしている様子である。

それを逆手に、置いていったカバンから捜査資料を盗み見する伊吹はなんともたくましい。

しかし、その捜査資料から、意外な事実が判明する。

被害者・堀内は前科2犯の前科者なのだが、前科2犯のうち最初の事件は伊吹の恩師である蒲郡元刑事による逮捕だったのだ!

志摩と伊吹は、事件の手がかりを得るため、被害者について蒲郡に聞き込みに行くことに。

 

ガマさんが認知症?

蒲郡は、突然やってきた2人を温かく出迎えてくれた。

今回の事件の被害者・堀内については、「小心者だがカッとなりやすいタイプ」だと2人に教えてくれた。

しかし、肝心な部分がいまいち曖昧である…。

蒲郡は外国人留学生支援のボランティアもそろそろ辞めるつもりだと話す。

病気で最近亡くなったという妻・レイコの歩行器も捨てられずにいるほど愛妻家だったため、意気消沈しているのかもしれない…。

心配する伊吹だったが、志摩は蒲郡の家を後にすると、伊吹に気づいた「あること」を伝える。

それは、ガマさんが、志摩の認知症の叔父と同じ薬を飲んでいるというのだ。

ガマさんには子どもはおらず、奥さんも最近亡くなっている…身寄りがない状態だ。

これ以上、物忘れが進行すると、1人で暮らしていくのは難しく、施設に入るしかないだろう…と伊吹に厳しい現実を伝える志摩。

伊吹はそれを聞いて思うところがあったのか、何やら考え事をしている顔つきである…。

 

容疑者は菅沼か峯岸?

あくる日、捜査会議にて。

容疑者は2名、1人は、一番最近まで働いていたパチンコ店を辞めることになった原因を作った人物・菅沼。

店内でいさかいを起こし、暴力沙汰になったという。

もう1人は、その前に働いていた車整備工場の同僚で、峯岸。

車を勝手に売り飛ばされたというのだ。

どちらも恨みはあるかもしれないが、猟奇的殺人をするまでの動機とは決め手に欠ける。

そんな時、伊吹が朗々と、ガマさんから入手した被害者・堀内の性格について話し始め、捜査会議が妙な空気に…。

捜査一課の刈谷にも「どうして性格なんて分かるんだ?」と詰め寄られる伊吹。

待ってましたとばかりにガマさん武勇伝を話しだそうとする伊吹を、志摩は制止するので精一杯だった。

 

成川が1千万の賞金の羽野麦を狙う

その頃、成川はすっかり謎の男・久住の手下として、違法ドラッグを売買して歩くようになっていた。

そこで、ある時、羽野麦の写真がパソコンに表示されているのを見かける。

以前、ゆたかを連れた羽野麦とコンビニで出会ったことがあることを覚えていた成川は、話の流れで、その話をすると、相手の顔つきが変わり、もっと話を聞かせろと問われる。

なんと、羽野麦には1千万の賞金がかけられているというのだ。

 

ハムちゃんと伊吹が同棲?!

まさか自分に1千万の賞金がかけられているとは知らない羽野麦、ハムちゃんは今日もゆたかと2人で、一時的な住まいとして使っているマンションに帰るところだった。

そこへ志摩と伊吹がやってくる。

志摩は、ゆたかにおもちゃを直して欲しいとせがまれ、先に家に入っていったので、伊吹とハムちゃんはマンションの前で立ち話。

ハムちゃんは、いつまでも桔梗やゆたかに迷惑をかけて申し訳ないという。

そんなハムちゃんを見て、伊吹は思わず声をかける。

「俺と住む?」

単なる思い付きではなく、以前物忘れで生活に支障が出ているガマさんを見たときから考えていたことだった。

元刑事で頼りにはなるが、生活に支障が出ているガマさん。

警護をしてくれる人が必要であるハムちゃん。

4日に1度の勤務以外は非番で家にいる伊吹。

みんな1人暮らしなので、家族で住む桔梗よりは気楽ではないかというのである。

「ちょーいい考えじゃない?3人で暮らすの!」

思いもよらなかった提案に、思わずハムちゃんの顔もほころぶのであった。

 

猟奇殺人事件はキリシタン狩り?

猟奇殺人事件の捜査が難航する中、志摩の携帯に電話がかかってくる。

相手はなんと、UDIラボの所長という人だ。

捜査一課の刈谷と、解剖担当者のウマが合わず会話にならないので、たまたま連絡先が分かった志摩に連絡をしてきたのだという。

志摩は、以前、UDIラボに来た時にメロンパン号を本当にメロンパン売りのワゴンだと間違えられた際、身分証明のために署員に名刺を渡していたことを思い出した。

急いでUDIラボに行き、所長の話を聞くと、連続猟奇殺人事件として考えるのはいささか不審な点があるという。

というのも、今回の事件は、座った状態でひじかけのようなものに手を置きながら、指を切断された可能性が高いというのだ。

しかし、過去の資料を取り寄せてみると、仰向けに寝た状態で手のひらを上に向けた状態で切断されているというのである。

条件が違うとなると、模倣犯の可能性もある…。

捜査本部は連続殺人事件としての方向で捜査が進んでいるため、志摩は桔梗に連絡し、桔梗から捜査本部へと報告してもらうことにした。

そのいきさつを機捜の分駐所で陣馬に話していると、話を聞いていた九重が「キリシタン狩りみたいですね」と言う。

なんでも、江戸時代ごろに起きた雲仙での大殉教事件では、指を真ん中の指3本を切り落とされる拷問もあったとか。

この者は人間に非ず、獣である」ということを意味するというのである。

これはまた、かなり被害者への恨みが深そうな行為だが…今挙がっている容疑者をみると、喧嘩や車を売り飛ばされた程度。

捜査が進めば進むほど、果たしてここまでするほどの動機なのかどうか…ということが疑問に思われてならない。

 

捜査一課の刈谷

そこへ、捜査一課の刈谷が志摩の方向に向かって乗り込んでくる。

「連続殺人事件じゃない、と進言したそうだな!」

志摩に対してよほど不信感があるのか、「出し抜いた」、「手柄を独り占めにしようとしている」、などやたら恨みがましい口調である…。

そんな疑い深い刈谷は、伊吹が蒲郡のところまで情報を聞きに行ったと聞いて、自分も蒲郡のところに乗り込み、話を聞いてきたという。

志摩が、蒲郡が病気で認知症が進んでいる件について話すと、刈谷は、蒲郡の記憶障害は、病気ではなく事故だと主張する。

「事故でぼけちまったんだ、蒲郡の言うことをあてにするな」

その言葉に、志摩は息を飲む、思い当たることがあったのだ。

 

伊吹の提案

「えっ刈谷、ここにまで来たの?ちょうしつこい魔人〜!」

のんきに蒲郡の家で素っ頓狂な声を上げる伊吹。

伊吹は、蒲郡に被害者である堀内のことを思い出してもらう…という口実で、非番になると、蒲郡の様子を見に足繁く通っていたのだ。

「ガマさん、提案があるんだけど俺と一緒に住まない?」

伊吹の提案に、蒲郡は驚きの表情を見せる。

「狭くてもいいからどっかに家探して…もう1人、麦ちゃんって子がいて、3人で暮らしたらいいかなぁって」

しかし、肝心の蒲郡は、「俺はこの家を守らないと…」とあまり乗り気でない様子。

伊吹はさらに食い下がる。

「この家がいいなら俺たちが越してくるよ!」

そう言うと、蒲郡は歩行器に目をやりながら、「レイコがなんていうかなぁ…」とつぶやく。

そんな蒲郡を見ながら悲しい目で「レイコさん、病気で死んだでしょ?」と諭す伊吹。

しかし、蒲郡は「そうだったっけな…」と要領を得ない回答をするばかりである。

 

ガマさんは奥さんと共に交通事故にあった?

その頃、伊吹と同じく非番の志摩は、蒲郡の事故についての資料を確認していた。

刈谷の言う通り、蒲郡の脳の障害は病気ではなく、4月に起きた事故のせいだった。

ひき逃げに遭い、その際に奥さんが事故死。

蒲郡も頭を強く打った影響により、外傷による高次機能障害として、通院することになっていたのである。

その後、志摩は、第二容疑者である峯岸が働く車の整備工場に立ち寄る。

それを見て驚いたのは、容疑者を張り込んでいた捜査一課の刈谷である!

また事件を引っ掻き回されてはたまらない、と、工場から出てきた志摩の首根っこを引っ張って、張り込み車両まで連れいく。

「非番でたまたま近くに寄ったので…」という志摩に「しらじらしいことを言うな!」と恫喝する刈谷。

しかし、志摩は真剣な目で、「別件です、協力してください。手柄はいらない」と刈谷に頼み込むのである。

一体志摩は何に気付いたのか?

刈谷になんの協力を頼もうとしているのであろうか?

 

miu4048話ネタバレ!ガマさんが犯人?

ここからがMIU404(miu)8話の本当のネタばれとなります!

蒲郡が病気ではなく事故で記憶障害になっていたことを知った志摩は、ある事実に気づく。堀内が峯岸の車を勝手に売った、という時期と、ガマさんがひき逃げにあった時期が同じ。

そして現場に残っていた塗料から、車種も同じだったことが分かったのだ。

その事故により、蒲郡は最愛の妻の命が奪われたことから、堀内を殺したのではないかと志摩は言うのである。

しかし伊吹は、自分が刑事になるきっかけとなった蒲郡が犯罪者相手とはいえ、人を殺人するとは思えないし、思いたくない…。

捜査一課や志摩が待機する中、祈るような気持ちで蒲郡に話を聞きに行くが、そこで耳にしたのは伊吹にとっては残酷な真実だった。

全ては志摩の推理した通りだった。

刑事として何人もの犯罪者を逮捕し、法の裁きで社会的に罪を赦してきた蒲郡だったが、今回のひき逃げ事件は目撃者もいないため、警察が逮捕したとしても殺人ではなくただの過失傷害として服役することとなる。

殺意を立証するのが難しいことを、元警察だからこそ理解しており、それゆえ蒲郡は犯人を法の裁きに委ねず、自らの手を下したのであった。

刑事として憧れの存在であった蒲郡による殺人を知り伊吹は意気消沈。

志摩はそんな伊吹に寄り添い、相棒と呼びかけて、伊吹が再び立ち上がる支えとなるのであった。

なかなか胸の痛む展開でした。

一つ一つエピソードをお話ししていきます!

 

志摩が語る伊吹の勘

またも非番の日。

伊吹が自宅で物件を探しながらごろごろしていると、志摩から電話がかかってきた。

驚く伊吹。

「電話かけてくるの、初めてじゃない?」

「今から会えるか?」

まるで恋人同士のような会話である。

伊吹の自宅までやってきた志摩に「休みの日は会わないんじゃなかった?」と茶化す伊吹。

志摩は伊吹の発言を軽く流し、ふと物件広告の山に目を留める。

「それ?なかなか3人で住むのにいい広さがないなって」

そこで、志摩にもガマさん・ハムちゃん・伊吹の3人で住もうとしている計画について話す伊吹。

そんな伊吹を見てしみじみ志摩は「お前…いいやつだな」と声をかける。

しかし、伊吹は、ガマさんは他人ではなく恩人なのだから当然なのだと言う。

そこで、ガマさんとの出会いについて、伊吹が口を開き若かりし頃の話をする。

ひとしきり話した後、伊吹は志摩に言うのだった。

「なんか、言いたいことあるんだろ?それを言いにわざわざ来たんだろ」

伊吹は勘がいい、そこは志摩もこれまでの事件からの経緯から見て、気づいていたことだった。

動体視力がよく、嗅覚・聴覚も人よりすぐれていて、人に見えない何かの情報に気づく聡さがある。

しかしその代わり、それを論理立てて話したり、言語化する能力に欠けている。

それを、伊吹は「勘」という言葉ですべてくくっていることを、志摩は気づいていた。

しかし、その「勘」が鈍ることがある。

それは「感情のバイアス」がかかるときだ。

相手に感情移入しすぎることで、勘が鈍る。

無意識的に真実に到着することを避けている、と言ってもいい。

「お前の勘は、今何を感じている?」

志摩は伊吹に問う。

そして志摩は、自分が調べてきたことを話した。

 

ガマさんの記憶障害は嘘?

奥さんが亡くなったのは病気ではなく交通事故であったこと。

時期は今年の4月。

奇しくも、峯岸の車を、今回の猟奇殺人事件の被害者である堀内が売った時期と一致している。

ひき逃げ事件で、事故現場はガマさんの家の前だったという。

奥さんは死亡、ガマさんもまきこまれて頭部損傷を負った。

「ガマさんは、本当に記憶を失ったと思うか?」

志摩の問いに、伊吹の瞳が動揺する。

本当は薄々気づいてはいたのだ…。

「堀内は峯岸の車を売ったんじゃない、廃車にしたんだ、事故で…」

「全部想像だろ!」

志摩の言葉を、机を叩き遮る伊吹。

しかし、志摩は動じない。

「ガマさんには、堀内を殺害する動機があるってことなんだ」

「ガマさんは、刑事だ…!」

伊吹の荒げた声が、悲しく部屋に響き渡る…。

何を信じればいいのか、もはや伊吹自身にもわからなくなっていた…。

 

伊吹の慟哭

ガマさんが、キリスト式の神棚からたくさんのひまわりの中で笑顔を見せている麗子の写真を手に取って、伊吹に渡す。

「突然麗子の写真が見たいなんて、どうして?」

「麗子さん…優しかったな〜と思って。」

麗子はキリスト教の信者だった。

麗子の写真には、堀内にかけられていたものと同じキリスト様が…。

キリスト教は、人を赦す宗教であるという。

「初めから罪深い人なんていない」

逮捕された人が服役することで罪を贖い、社会に許される。

その重要性を、レイコは、刑事である蒲郡にいつも諭してきたという。

「ガマさん、レイコさんは事故で亡くなったんだってね」

思い出を語る蒲郡の優しい瞳に、伊吹はどうしても目の前の事実を信じることができない。

伊吹は小型マイクをつけていて、その会話は外から捜査一課と志摩が傍受している状態だったのだ。

「ガマさんも事故にあって…それで、ガマさんも事故で全部、忘れちゃったんだよね?」

伊吹は祈るように言葉を絞り出した。

 

堀内が起こす信じられない事件

伊吹が取り出した事故の資料を見て、蒲郡はメガネをかけ…静かに言った。

「3年足らずだったがいい時間だった」

堀内から2回目の服役後に電話があったという。

刑事としての蒲郡を頼っての連絡だったが、蒲郡は退官していることもあり、刑事じゃない余生を送る権利がある、と堀内からの連絡を断ったのであった。

その後、買い物帰りに妻もろとも、車に轢かれたのだ。

薄れゆく意識の中で蒲郡が見たのは、堀内の薄笑い。

そのまま車両は逃走していき、蒲郡の意識が戻ったのは1週間後だった。

初めは事件のことも何も思い出せなかった。

記憶が戻る可能性も半々だと言われていたが、さすが元刑事の脳である。

薬を飲むたびに記憶がはっきりと蘇ってきて、とうとう事件のことを思い出したのだ。

あんなに大好きだった笑顔をもう見せてくれはしない、愛しい妻の死にゆく顔を。

「どうして…警察に連絡しなかったの…」

話を聞きながら、伊吹はもう泣きかけている。

「目撃者はいない、警察に言ったところで、過失致死になるだけだ。

だがあれは殺人だ。

罪をおかした人間をどうしたら救えるのか…そう話していた麗子は殺された。」

 

ガマさんの犯行の真実

殺害前に、堀内と会話をした際、堀内は命乞いをしたという。

「許して、あんた刑事だろ」と。

しかし、蒲郡はもう、刑事ではなかった、刑事であることを捨てたのである。

「許さない、許さない、許さない…」

刑事である蒲郡なら許したかもしれないが、しかし、『俺』は許さない…。

それを聞いた伊吹は、我慢できずに泣き叫ぶ。

「ガマさんがいたから刑事になった、ガマさんみたいな刑事になりたかった!

誰でもやり直せるって、ガマさんが教えてくれたんじゃん、俺に!!!!

俺はどこで止められた?いつなら止められた?どうすればよかった??

ねえ、ガマさん!!!!」

伊吹の絶叫はマイクを通して志摩の耳にも届く。

表情は冷静ではあるが、心は平静ではいられない。

伊吹の心の痛みを思い、志摩も胸が詰まる。

 

お前にできることは何もなかった

しかし、そんな絶叫もむなしく、蒲郡は静かに呼びかける。

「志摩くん…他の刑事さんもいますね?聞いてますね。

逃げも隠れもしない、堀内は殺したのは俺だ」

静かに家に乗り込んでくる捜査一課の刑事たち、刈谷に逮捕される姿を見て、なおも伊吹の慟哭は止まらない。

「ガマさん…ガマさん…!」

刑事になれると信じてくれた記憶の中のガマさんが伊吹の脳内でオーバーラップする。

家から出てきたところで、道を塞ぐように待っていたのは志摩だった。

「あなたは何があっても人を殺しちゃいけなかった。全警察官と、伊吹のために。」

そう言う志摩に、蒲郡は伊吹への伝言を頼む。

あの子に…伊吹に伝えてくれ。お前にできることは何もなかった、何もだ

そうして、犯人を乗せた警察車両は去っていった。

あとには住宅地の静けさと、子どものように泣きじゃくる伊吹と、それを聞いたまま佇む志摩だけが残された…。

 

エピローグ君の笑顔

時間は夜、場所は機捜の分駐所である。

志摩は屋上まで伊吹を迎えに来た。

伊吹は屋上に座り込んだまま、夜空を見上げている。

「休憩時間おわり、仕事の時間だ、俺1人で行かせるつもりか?」

しかし伊吹は動かない、動けない。

見ると目には、今にもあふれそうなほどの涙をたたえている。

「行くぞ…相棒」

志摩がもう一度、声をかけ…そして、伊吹に向けてまっすぐに手を差し伸べる。

伊吹は目にさらに溢れ出す涙をためたまま、ゆっくりと、しかし力強く志摩の手を取った。

それでもまだ、まだ動けない。

動けないまま、空を見上げ綺麗に涙を流す伊吹を見て、志摩は抱え込むようにして背中を押し…。

そして今日も、2人で仕事に向かっていくのだった。

最終回並みのMIU404の8話でしたね。

 

miu404の8話感想は?

 

まとめ

今回はmiu8話のネタバレあらすじ!伊吹が刑事を目指したきっかけは?ガマさんが犯人?についてご紹介しました。

  • ハムちゃんはどうやら裏の世界で1000万円の賞金がかけられているようです。
  • 伊吹がガマさんと出会ったのは高校生の時で、地元の茨城で何度も補導されていたことがきっかけでした。
  • 伊吹は自分もガマさんのような人を信じられる刑事になり、自分のような人間を救いたいと思って刑事になりたいと思ったのでした。
  • そのガマさんは、最愛の人を殺されるという痛ましい事件のせいで、元刑事という立場でありながら犯罪に手を染めてしまうのでした…。

いつも明るく元気な伊吹が心から悲しんでいる様子と、その悲しみに寄り添う志摩が印象的なMIU404(miu)8話でしたね。

また、ハムちゃんへの魔の手もどんどん迫ってきており、いよいよ佳境を迎えようとしています。

機捜のメンバーはハムちゃんを守りきれるのでしょうか?

お読みいただきありがとうございました。